~黒人リズム感の秘密を体系化~
世界的に優秀な成績を収めている黒人選手の裏には、一種独特のリズムセンスが介在する。カールルイスの百メートル後半の『ノリ』の加速、ボクシングにおける華麗な『間』のフットワーク、バスケットボールに見られる『崩し』のフェイントの巧妙さ 彼らのこのリズミカルな動きは単に体型の違いや筋力差では説明がつかない。動きの中に何か特殊なリズムの取り方が介在している。そして、彼らはそれを無意識のうちに動きのリズムとして発現させているのである。
黒人リズム感の体得は、先天的要因と後天的要因の2つに分類できる。先天的要因とは体型やフィーリングなど、いわゆる『種』の領域であり、後天的要因とは『ノリのリズム感』である。黒人の動きはこの2つが複雑に絡み合って表出される。それが独特のリズミカルな動きとして認知されるわけである。
この黒人リズム感の謎のベールをはがし、先天的な種の要素という厚いオブラードに包まれて見えにくいリズムの本質を黒人リズム感から抽出し、それを分析・系統立て、普遍的な『パルスリズム』として法則化した。そして、この『パルスリズム』を後天的にまた短期間のうちに体得するためのトレーニング理論・方法論を組み立てた。これがTONY TEEパルスリズムトレーニングメソッドである。
(「黒人リズム感の秘密」より抜粋)
